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うつとはたらく

自律神経失調症だけど頑張って働いてます

私を構成する9枚を解説

音楽

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Twitterの定番ネタ、「#私を構成する9枚」をやってみました。

左上から解説していきます。

 

大滝詠一 - NIAGARA MOON 】

ロンバケよりも断然こっち。

大滝のファーストアルバムを聴いた細野晴臣から「メロディとリズム、どちらを重視するかはっきりした方がいい(大意)」と指摘された結果、リズム重視で制作された作品。

ティン・パン・アレー組の演奏力がいかんなく発揮されている。

和製ファンク最高到達点の一つ(若干パワー不足の感もあるが)。

作詞も大部分大滝が手掛けているため、松本隆にはない土着性があって良い。

ハイライトは9曲目の『楽しい夜更し』。

 

細野晴臣 - 泰安洋行

大滝の『NIAGARA MOON』と対になっている作品。

細野言うところの「おっちゃんのリズム」が冴えに冴えている。

マーティン・デニー的エキゾチズムを歌ものに落とし込む手腕はさすがの一言。

ハイライトはレゲエとお経が交わる『Chow Chow Dog』。

 

フリッパーズ・ギター - ヘッド博士の世界塔】

オザケンの『LIFE』と迷ったが、小山田も聴けるのでフリッパーズで。

いきなり『God Only Knows』のサンプリングから入るという神をも恐れぬ行為で開幕。

ストーン・ローゼズプライマル・スクリームをチラつかせつつ、本性はビーチボーイズビートルズモンキーズのコンセプトアルバムであるというバランスも絶妙。

もし、このアルバムで小沢健二が英語詞を書き、小山田圭吾コーネリアス)が適切な発音で歌えていたら、軽々と世界征服できたのになぁ。

ハイライトはルー・リードネタを上手く使った『奈落のクイズマスター』。

 

Oasis - Definitely Maybe】

この作品は、我々世代の『Never Mind the Bollocks』である。

今聴くとリズムが単調だし(ドラムが壊滅的にダメ)、リアムが裏声出してるし、ノエルが歌ってないなどの欠点が目に付くが、一番搾りでしか出せない味がある。

メロディと歌だけでこんだけ売れた音楽も近年ないよな。

ハイライトはやはり一曲目の『Rock 'n' Roll Star』。

 

James Brown - Love Power Peace Live At The Olympia Paris 1971】

山下達郎が指摘するように、JBはアルバムミュージシャンではないので、一枚選ぶのは難しい。

入門盤ということなら『In the Jungle Groove』で決まりだが、あれは編集ものだしなぁ。

ならばライブ盤を選ぼうではないか。

ライブ盤ってベスト盤的な側面もあるしね。

ハイライトはもちろん『Soul Power』。

 

The Beach Boys - Pet Sounds】

60年代ロックリスナーからファンクリスナーへ転向した私だが、このアルバムを外すことはありえない。

関連作として、ビートルズの『sgt~』、モンキーズの『HEAD』、ヴァンダイクパークスの『Song Cycle』、ザッパの『Freak Out!』辺りと同列に語られることもあるが、やはりどう見ても『Pet Sounds』が群を抜いてる。

ブライアン・ウィルソン特有の内省が盛り込まれているからだろうか。

ハイライトは、意外とパーカッシブな名曲『Wouldn't It Be Nice』。

 

Nas - Illmatic

Nasで一枚、というかヒップホップで一枚となると当然これだよな。

Nasのラップはラキムの強化版と言った感じで理想的だし、ビートも骨太で一貫性がある。

曲数もちょうど良い。

ハイライトはたぶん1000回以上は聴いている『Represent』。

 

Miles Davis - On the Corner】

JBとスライを拡大解釈した名盤。

パーカッションが際立っており、どこから聴いてもリズムがたっぷりあってお得。

アガパンも好きだけど、アル・フォスターのドラミングが微妙に軽いような気がするんだよなぁ。

ハイライトは当然『Black Satin』。

 

Sly & The Family Stone - There's A Riot Goin' On】

最後はもちろんコレ。

スライがまだ誰もやってないリズムを発見して、次々とぶち込んでいった名盤。

ジャンルは違うが、この作品を私は『Pet Sounds』のリズム強化版だと認識している。

リズムで音楽を聴く人間にとっての原点であり頂点。

ハイライトは歌詞も秀逸な『Family Affair』。